ごえもんが来てから、いろいろ考える
いちろーへの想いを語ってみようと思う。
私が、いくつのときだろう??
もう忘れてしまったくらい、多分10年くらい前。
父が転勤で福岡へ行った。
最初は単身赴任だったが、母も行きたいと言うので結局私は当時飼っていた「ダン」という名の雑種と二人で暮らした。
何年かして、ダンが死んでしまっただのが。
(享年18歳、大往生だったと思う)
犬がいなくなると、泥棒が入るようになった。
弟がいたが、弟は家がかなり郊外にあったため通勤が大変だと言って彼女の家に入り浸りで帰ってこなかったのである。
つまり、一軒家に一人暮らしになった。
500円玉を貯めた貯金箱がなくなったりしたが、両親は弟が使ってしまっただろう!(本人は否定していたが)と事件とは思っていなかった。
庭に出るベランダの鍵の調子がおかしかったが、鍵はかかるようなので気にしていなかった。
ほんとに、のんきな家族である。
ところが、ある日弟が帰ってきているときに、弟のバッグからボーナスがそっくり盗まれたのだ。
家が郊外のために車が必需品だった。
車庫に弟の車があるときは、家の前に私の車がある。
私の車がないと、たとえ電気がついていても留守だと判断しているようだった。
そして、それからすぐ後事件は起こった。
私が帰ってきて玄関の鍵を開けると、階段から誰かが降りてくる音がするのだ。
弟が帰ってきてるのだろうか??
でも、家は全部真っ暗である。
手だけ居間へ入れて電気をつける。
窓が開いている。
和室のふすまがいつもと違う閉まり方をしている。。。。。
誰かがいたのね・・・・
と思って、110番をすぐした。
警察は「おちついてください」というが、意外と落ち着いていたけど。
電話をしながら窓の外を見たら、デストロイヤーのような目無し帽を被った人が、私を見ていた。
その旨を、その男と目が合いながら話をして、受話器を置くときに、目をそらしたら次の瞬間いなくなっていた。
正直、私は、その後少しおかしくなった・・・・
相手は私の顔を知っているが、私は知らないのである。
どこですれ違っているか、どこから見てるかわからない。
そして、その男は私の洗濯物の下着を持っていったのである。
警察は、まったくアテにならなかった。
もっと、大きな事件があったからとさっさと帰っていったのである。
なので、セ○ムを入れた。
私は家を出たかったが、父はとても家を大事にしていた。
だから、犬を飼ってもいいから家にいろと。。。。
で、番犬に適しているというシェットランドシープドッグが我が家にやってきた。
いちろーである。
いちろーとの生活は、いちろーがかわいくて楽しかったが、あの家にいるプレッシャーは変わらない。
庭につけている防犯ライトの電気が点くと、いちろーを抱きしめてドキドキした。
いつも、いちろーと肩を寄せ合って生活をしていた。
いちろーが他人を許さない子になったのは、私の責任である。
そして、カレは私の期待に答えるためにがんばったのである。
私が、いちろーに異常な思い入れがあるのは、このためです。
いちろーを置いてくることで、もしかしたら、この私を守らねばという仕事から解放されるのではないかと期待したけどダメだったみたい。
いちろーはいつも、家を守るためにがんばっているのです。
今年9歳になって、いまさら誰とでも仲良くなれる子にしようなんてバカなことは考えていません。
私が、そうしてしまったのですから。
ただ、カレのストレスやプレッシャーを少しでも軽減してあげることが私がいちろーにしてあげられることだと思っている。
あの子のためならなんでもできるのです。
いちろーの前でごえもんを抱くのも
いちろーの前でごえもんを連れてかえってくるのも、私は罪悪感でイッパイです。
ごえもんはかわいいけど、いちろーは同士?戦友??
一緒に戦ってきたの。
いちろーが1番、ごえもん2番♪
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